2018年1月16日火曜日

峠越え

1957年のTri 6Tの修理です。20年ぶりの継続車検です。
キャブレターはこんな感じです。















出てきた異物です。















ここまで来ると新しいキャブレターに交換してみます。
まず、ボアの合うキャブレターを探し取りつけます。















ケイヒンのキャブを取り付けます。エンジンはかかりましたがイマイチです。
セッティングをしようとしましたが、必要な番手のジェットが有りません。
古いアマルのキャブレターの修理も検討です。
20年ぶりにアマルの部品を調べたら、何でもあります。当然リプロですが
これなら元々付いていたキャブレター、修理できそうです。
まず分解です。ジェットもこのとうりです。















ガラスビーズとケミカルで掃除です。外せる物の掃除は良いのですが、本体の
油道が問題です。構造は分かっているので、加工用のメクラネジを外し、
専用のブラシとゲージで、油道の掃除をします。ケミカルに漬け置きも
しなければきれいにはなりません。時間が掛かります。
ボディーの腐食は殆ど有りませんでした。















倉庫に有った部品を持ってきました。オーバーホールキットも有りました。


























フロートバルブが当時の物で、良くオーバーフローおこします。
対策品を発注します。現行車のように先端がゴムで出来ています。















組み上げてエンジン始動です。簡単に始動しました。















後はセッティングです。修理の峠は越した感じです。

VTXです。レックシールドを取り付けます。恰好はどうあれ、効果絶大です。















アイドリングの時のタコメーターの振れが気になります。交換します。















ボディーの塗装は今月末までに出来そうです。組み上げて2月には完成
出来る予定なのですが・・・・・どうなる事やら。



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